あっちこっち ぐるぐる

本や漫画を読んで感じたこと、日々の出来事などを綴っています。

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ちゃっぴ

Author:ちゃっぴ
ジャンルを問わず、漫画から小説まで何でも読みます。我が家の蔵書は3000冊ほど。お気に入りの作家さんの著書は全部集める癖のため、本は増える一方です(笑)

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『となり町戦争』 三崎亜記

ある日届いた「となり町」との戦争の知らせ。僕は町役場から敵地偵察を任ぜら
れた。だが音も光も気配も感じられず、戦時下の実感を持てないまま。それでも
戦争は着実に進んでいた―。シュールかつ繊細に、「私たち」が本当に戦争を
否定できるかを問う衝撃作。第17回小説すばる新人賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)






不思議な本でした。

タイトルの通り、となり町と戦争をすることになったらしいのですが、戦争の実感は全
くないんですよね。

なのに、たまに目にする町の広報には戦死者数とか書いてあるんです。
いつ、どこで、この町はとなり町と戦争をしているのか??

そして、主人公の北原修路は偵察業務従事者の任命を受け、戦争に巻き込まれて
いくのですが・・・

過激な戦闘シーンなどは出てきません。
その戦争の実感の全くない中で、ただ、淡々と偵察業務のために与えられた業務を
こなしていくのが、何とも不思議でした。

偵察業務=スパイ活動な訳ですよね。
そういう言葉の持つ意味とは裏腹に、戦火もなければ戦禍も見えず、まるで人事の
ような感覚のまま、主人公北原の偵察は続いていきます。

その感覚が凄くゾクッとくるんです。
全く実感できなくても、間違いなく、どこかで戦争は起きて進んでいるというのが、実
際の自分自身の他国での戦争に対する感覚とリンクしてきて。

身近に戦争の情報があったとしても、実際に見えなければ、それはないも同じような
感じが湧いてくるのが、どうにも気持ち悪いんです。

何だか上手く飲み下せないものを突きつけられている感じがして、ぞわっとする。

面白い話っていうのとは違いますが、ある意味面白かったです。
こういうのは興味深いと言ったらいいんですかね?


作者の三崎亜記さんは福岡出身だそうで、今も福岡在住??
この『となり町戦争』がデビュー作だそうです。

この作品で第17回小説すばる新人賞を取られたと書いてありました。

作家専業になったのが30代後半だそうで、他の作家さんのプロフィールを見ても、
デビュー自体が年齢を経てからの方や、専業になるまでに何年も掛けた方が多く
見受けられます。

作家業だけで生きていくのは生半可じゃないということでしょうか?
自分の好きなものを書いて、それが売れ続けるかは分からない。そこに賭ける勇気
みたいなものを想像してしまいます。

三崎さんの他の作品では『失われた町』 『コロヨシ!!』が面白そうです。
積読本が片付いたら、きっと・・・・・^_^;


  




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