あっちこっち ぐるぐる

本や漫画を読んで感じたこと、日々の出来事などを綴っています。

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ちゃっぴ

Author:ちゃっぴ
ジャンルを問わず、漫画から小説まで何でも読みます。我が家の蔵書は3000冊ほど。お気に入りの作家さんの著書は全部集める癖のため、本は増える一方です(笑)

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『なぜこんなに生きにくいのか』 南直哉

人として存在するかぎり、苦しみはけっしてなくなることはない。
ならば、この生きがたい人生をいかに生きるか、それが人間の
テーマではないだろうか。宗教はなんらかの真理を体得するも
のでなく、少しでも上手に生き抜くための「テクニック」。自らの
生きがたさから仏門に入った禅僧が提案する、究極の処生術
とは。困難なときこそ、具体的な思考で乗り切るための“私流”
仏教のススメ。 内容(「BOOK」データベースより)







私が生きていくことにとても悩んでいた時に出会った本です。
この本に出会ったお陰で、やっと少しだけ心が軽くなりました。

それと同時に、仏道というものに可能性を見出した本でもあります。
「生きるテクニックとしての仏教」という言葉に触れ、もっと仏教、お釈迦様の
教えというものを知りたくなって、この本を読んだ後にいろいろと仏教の本を
読みました。

仏教の本というより、私が興味を持って読んだのは、お釈迦様という人が、
本当に伝えようとしていた事は何だったのか?を書いたものなので、信仰とは
少し違うかもしれませんが。

南直哉さんが書かれているように、人は辛さの渦中にいる時は、「それでも人生
は素晴らしい」と言われても、「それでも生きることに価値はある」と言われても、
なかなか共感できません。

そもそも、人生は素晴らしい、生きていくことに価値はある、と思えるようなら、
辛さの泥沼でもがき苦しむこともないんでしょうね。

五木寛之さんの『新・幸福論』で言えば、前向きに明るくと思って努力しても三日も
もたないタイプであれば、どうしても物事をネガティブな面から捉えがちですから。

心の中は、とにかくこの辛さを何とかしたい、でなければ生きていけない。という
思いばかりではないでしょうか。

私自身は、自分の中に巣食う生き難さに心底うんざりし、もうとにかく何とでもして
この辛さをなくしてしまいたいという、藁にもすがる思いでしたね。

どうやったら、この生き難さがなくなるのか?に、向き合わざるを得なかった時に
偶然出会ったこのタイトルの本は、様々なことを現実に見ていく勇気を与えてくれ
幻想の世界から出てくるきっかけを与えてくれました。

「夢をかなえて、何かを成し遂げなければいけない」
そうやって特別な自分を証明しなければいけないと、何とかして自分の中にない
夢やら、心の底からやりたいことやらを捜し求めてあがいていた。

それは、あまりにも現実的ではなく、もうほとんどが幻想のお話だったのですが、
どっぷりと渦中に浸っている時には、それが分からない。
情けない話ですが・・・

結局は、ないものを何とかして捻り出そうなんて感じですから、苦しくて仕方ない
訳です。現実の、夢がよく分からない自分は見ることはできないんですから、
尚更です。

それで、苦しくて苦しくて、でも現実にも戻れなくてと、もがいている所を、現実に
引き戻してくれたのが、この本でした。

何か自分の中にありもしないものに夢を賭け、自分の価値を証明し、特別な何者
かになろうとしていたんだと気付きました。

そう気付いたことで、一時は茫然自失状態でしたけどね。
今では、現実に何とか下り立ち、少しずつ落ち着いてきているところです。

私にとっては、人生は苦しいものだという前提は、本当に救いでした。
人生は素晴らしいよりも、ずっと楽にしてくれる言葉でした。

人生は素晴らしい、生きることには価値がある、と難なく思えたら、きっと楽だろう
になぁと思います。でも、そう思えないのならば、思えない所からスタートするしか
ないですもん。

ネガティブさや、マイナス思考を受け入れ、今まで蓄積してきた様々な知識を
一旦リセットし、自分自身を再構築していくきっかけをくれたこの本に出会えた
ことは、本当に有難かったですね。

やっと「生きる覚悟」ができてきた気がします。
この年になって、やっと^_^;

生きることに覚悟がいるなんて・・・・
言われてみれば、なるほど!なのですが、言われるまでは、全く意識していな
かったです。

確かに、何の覚悟もなく、自分で選ぶこともできず、否応なくその生を引き受けて
生まれてくるのだから、生きることに覚悟を決めることは必要なことなのですね。
覚悟が足りなかったと思います。(笑)

リセットする過程で、つい学んできた何もかもを否定しそうになっていましたが、
必要なところだけ取り出して上手く生かしていく方法を模索中の現在。

自分がいかに学んだことを歪んで理解していたかにも気付きつつあります。
そして、簡単に影響されて舞い上がってしまう自分にも・・・

そんな自分を、現実として一つずつ受け容れていく途中にいます。

今は夢や、どうしてもやりたい事は見当たらないから、できることを一生懸命に
やっていこうと思います。そしてもしも、何かすごくやりたいことと出会うことが
あったら、その時にはそれができたらいいなと思います。

生きていくって現実で、当たり前だけど、その中で、できれば楽しく生きられたら
いいなと思う。それでも、苦しいことも悲しいことも起きるのも当たり前で。
そういう諸々を引き受けて、何とか乗り越えて生きていくってことなんだなぁ。

な~~んて、まるで悟りに近付いてるようなフリをしてますが、全然です^_^;
煩悩はなくならないものですね~~


この本を最初に、南直哉さんの本を何冊か読みました。
仏教の本というより、哲学書です。

難しかったけど『「問い」から始まる仏教』もとても良かったです。




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人として存在するかぎり、苦しみはけっしてなくなることはない。ならば、この生きがたい人生をいかに生きるか、それが人間のテーマではないだろうか。宗教はなんらかの真理を体得するものでなく、少しでも上手に生き抜くための「テクニック」。自らの生きがたさから仏門に...

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