あっちこっち ぐるぐる

本や漫画を読んで感じたこと、日々の出来事などを綴っています。

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ちゃっぴ

Author:ちゃっぴ
ジャンルを問わず、漫画から小説まで何でも読みます。我が家の蔵書は3000冊ほど。お気に入りの作家さんの著書は全部集める癖のため、本は増える一方です(笑)

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『あなた、それでも裁判官?』 中村久瑠美

裁判官の夫の暴力を乗り越え、離婚し、子育てをしながら
弁護士となった―

壮絶な自伝エッセイ。  内容(「BOOK」データベースより)






ドメスティック・バイオレンスの話を聞くと、いつも思う。
暴力をふるっている男の人は、自分が暴力をふるっていると自覚が
あるのだろうか?

この本の中に出てくる夫は、暴力をふるっている自覚はありそう。
そして、夫は妻に対して暴力をふるってもいいと思っているみたい。

私の頭の中は疑問だらけ。
なぜ?なぜ妻は殴ってもいいのか??

夫の暴力の不当性を指摘すると、それは妻が殴られるような事をする
からだと言う。

喧嘩になったり、腹が立ったりすることは、もちろんあるだろうが、
それが暴力をふるってもいい理由になるなんて、考えられない。

妻に腹が立ったからと、暴力をふるうことがありがちなことだと片付け
られるって何???

なぜ女性は女性であるというだけで差別されるようになったのだろうか?
なぜ男性よりも下に見られるようになったのだろうか?

ある本によれば、女性蔑視の思想は1000年以上も昔からあるそうで、
そうだとしたらDNAに刷り込まれてるということか?

そんなバカな・・・・
溜息がもれる。

例えば、ドメスティック・バイオレンスをなくそうと思ったら、そういう
夫は妻が至らないと判断したら暴力をふるってもいいという刷り込みから
つまり社会概念から変えなければならず、気が遠くなってくる。

はぁ~、やりきれない。
この本のように、妻が至らない(と夫が判断した)から殴られても仕方ない
んだという考えが、男性の中に当たり前にある、あった?なんて・・・

そのルーツを探っても、暴力がなくなる訳ではないのだけれど、どうしても
頭の中から「なぜ?」が消えない。

なぜ、女性と言うだけで・・・・

時間の掛かる大変なこととは言え、社会概念を変えるような活動も
しながら、暴力に晒されている女性や子どもを援助し、最終的には
男性の問題として取り扱うことをしなければ、根本は解決されない
だろうと思った。

その為に、著者は弁護士になったのだろう。

元夫は裁判官。元夫の上司や同僚も司法に関係する者。
そして、著者の関わる世界も司法の世界。

その中にある男性優位社会の歪みと、女性への暴力、暴言の軽視は
驚くばかり。

もちろん、全ての司法に関わる人や男性が女性への暴力、暴言を軽視
している=ありがちな大したことではないこと、とみなしている訳では
ない。

しかし、そうみなしている男性が少なからずいることも事実。
ここが変わらない限り、暴力の根絶はないのではないか。

全ての人は、その人の個性のままに尊重される価値がある。
現実はそうなっていないし、自分の中も完全に平等になっていない
ことを自覚し胸が痛い。

自尊心を守り、自分の優位性を確認する為の行為が、愛する者への
暴力として現れているのは、あまりにも悲しい。

きっと、その暴力は、愛する者だけではなく、ふるった本人も傷付けて
いると思う。




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